INTERVIEW
インタビュー
お客様の想いに寄り添い、車のある人生の楽しさ広げたい
瀬野涼馬
雑談や世間話も、実は大切な仕事
私は生まれも育ちも鹿児島で、幼い頃から父が地元のディーラーである鹿児島日産と仲良くしているのが印象に残っていました。「家族ぐるみで長いお付き合いができる仕事なんだよ」と父からも聞いていましたし、実際に人と人が信頼関係で繋がっている仕事に興味があったので、大学を卒業後、2023年4月に当社へ入社しました。
営業職と聞くと「とにかく自動車を売る」というイメージが強く、入社当初は自動車の知識があまりなかったため、不安でした。しかし、実際に入社してみると、2か月間にわたって車や部品の知識、サービスで意識することやお客様への接し方など、実際に先輩方についていただきながら研修ができたので不安も解消できました。また、自動車の点検や保険サービスなど自動車の販売以外でもお客様と接する機会が多いことに驚きました。
現場に出て感じたことは、お客様と接する上で自動車だけの話になるとどうしても表面上のお付き合いになってしまうということ。ご家族のこと、趣味のこと、好きなお店のことなど、些細な話題の世間話を積み重ねていくことでお客様との関係性を築けることを実感しました。
ご来店いただくお客様はご年配の方から家族連れまでと幅広く、鹿児島県在住の方がほとんどなので地元トークで盛り上がることも多いです。研修でも、単に自動車を売るのではなく自分らしい営業をしていいと教えていただいたので、自信を持ってお客様と接することができるようになりました。
カーライフアドバイザーという職種名に込められた想い
日産では営業職のことを、カーライフアドバイザーと呼んでいます。主な仕事は自動車の紹介と点検のご案内で、お客様とのお電話やご来店がメインになるので、店舗内での業務がほとんどです。さらには、保険やロードサービスなどお客様のご要望にあわせて車に関わる全てのご提案をさせていただいています。
営業として単に自動車を売るのではなく、「車も持った生活、人生を支えていく」そういった想いがカーライフアドバイザーという職種名に込められています。鹿児島県は自動車が生活に欠かせないので、大半の方が所有しており、自動車ディーラーとは長いお付き合いになるのです。
そのため、お客様に頼りにされることや感謝の言葉をいただけるのは一番のやりがいに感じます。私が最初に自動車を販売したお客様のことは今でも忘れられません。その方は点検でご来店されたのですが、修理費用の見積もりが思ったよりも高額になってしまいました。このまま修理するか、それとも思い切って新車を購入するのか......お客様の今後のライフプランを考えてお話させていただいた結果、新車のご購入をご決断いただきました。というのも、今までは軽自動車に乗られていたのですが、ご家族がひとり増えたということでワゴン車へ変えるか悩んでいるタイミングでもあったのです。そのような人生の節目にお手伝いできたことをとても嬉しく思いますし、この経験が今の自分の営業への自信にも繋がっていますね。その方とは今でもお付き合いさせていただいています。
個人だけでなく、チームとして成長を実感できる場所
現在勤務している店舗は西千石店で、1階は販売店、2階には本社があります。店舗では、カーライフアドバイザーの他に整備士や事務、コンシェルジュなど、さまざまなポジションのスタッフと連携を取りながらチームでお店作りをしています。ひとりではどうしてもできないことも、お互いにサポートしあうことで仕事がスムーズに進むので、挨拶はもちろん普段の会話や感謝の言葉をすごく大事にしています。
先輩方にはいつも仕事を丁寧に教えていただくのですが、休日も時々一緒にゴルフに行ったりと仲良くさせていただいています。鹿児島日産の特徴なのでしょうか、他店舗の方との繋がりも強く、交流の際にはそれぞれの店舗の特色にあわせた営業の仕方などを教えてくれるのでとても勉強になります。
私自身の休日の個人的な過ごし方としては、入社してから日産車を購入したのでドライブするようになりました。お客様に教えていただいたおすすめスポットに行くこともあります。
入社して1年が経ちますが、自動車業界は覚えることが多岐にわたると改めて実感しています。
自動車の知識や専門用語はもちろん部品や保険など、まだまだ勉強することがたくさんあります。でも、覚えた分だけ仕事の幅が広がるので、むしろ勉強することを楽しんでいます。日産には「販売士」という資格制度もあり、今は資格取得を目指しています。
自分をレベルアップさせていくと同時に、「お客様に寄り添った営業」を常に心がけることも忘れません。そのひとつとして、お客様のお顔を覚えるのはもちろん、それまでの会話の内容も覚えるようにしています。ひとりでも多くご満足いただき、車のある人生を楽しんでもらいたいですね。
みなさまへのメッセージ
どんな仕事でも新しい環境で働くことは、自分が思い描いていたものばかりではないと思います。自動車の知識は入社してからでも充分身につけることができるので、カーライフアドバイザーとして、お客様から頼られる存在であり、その関係性を築いていくことを楽しめる方に、ぜひチャレンジしてほしいですね。